
←マチャンカ(豚肉のサワークリーム煮込み パンケーキ添え)ロシアやポーランドなど隣接国に影響を受けながら、よく食べられている食材は、18世紀にベラルーシにもたらされたじゃがいもをはじめ、キャベツ、豚肉、淡水魚(ザリガニを含む)、そしてライ麦パン。豊かな森で採れたキノコやベリー類が料理に使われることも多いようです。 じゃがいもは、第二のパンといわれるほど。豚肉をサワークリームで煮て、パンケーキを添えたマチャンカ(Machanka)。

←ガリャス・コトレテス(ラトヴィア風ハンバーグ)北ヨーロッパのバルト海に面する国ラトビア。ドイツ、ポーランド、スウェーデンなどの強国に統治された長い歴史がある。バルト海に面した西部ではドイツやスウェーデンの影響で、じゃがいもやザワークラウト、ソーセージやカツレツ料理、またにしんのマリネなどが多く、エストニアと国境を接する北部では乳製品を使った料理が多く、またロシアと国境を接した東部は、ビーツなどを使った冷たい前菜料理が多い。

←ツェペリナイ(じゃがいもの餅)バルト三国のひとつ、リトアニアは、古来から農業・畜産国で、ライ麦を使った黒パンを主食に、17世紀にもたらされたじゃがいも、豚肉、チーズなどの乳製品を好んで食べてきました。バルト海沿岸地域では、魚も食べられています。豚の血を使って、麦や小麦粉を混ぜ込んだソーセージヴェーダレイは、リトアニアの伝統料理のひとつ。

←ビーフ ウィズ グレイビー(ビーフロールのグレイビーソース)冬が長く寒い、北ヨーロッパのバルト三国のひとつ、エストニアは、ロシアなど周辺の国と同じように、シチューや、ローストした肉など、比較的こってりとした食べ物が多いようです。主食は黒パン。また、バルト海に面しているため、ニシンやウナギ、カレイ、ヒラメなどの魚の料理も食べられています。

←シュバ(ジャガイモ、ビーツ、アンチョビのサラダ)モルドバの料理は、16世紀からオスマントルコの占領時代を経験したルーマニアと同様、トルコ料理の影響を受け、またソ連時代には、ロシア、ウクライナ料理の影響を受けました。 豊かな自然と肥沃な土地を持 ち、ぶどうをはじめ、野菜や肉、乳製品、穀類を生産してきました。国民食ともいえるほどポピュラーなのは、ママリーガ(Mamaliga)という、コーンミールで作るポレンタのようなねりもの。

←ボルシチ(ビーツと野菜、牛肉の煮込み)料理日本でロシア料理の定番として知られているボルシチ(レシピ)は、ウクライナが発祥地。というように、"ロシア料理"だと信じられていたおいしい食べ物のいくつかは、実はウクライナ料理だったというケースも少なくありません。ボルシチ(borsch)は、スラブ語でビーツの意味。

←ヒンカリ(水ギョーザ)グルジアは地理的・歴史的な経緯から大きく東西に分けられ、文化にも違いがあります。山脈の分岐点であるスーラミ峠を境に、西側がトルコの影響を受けた西グルジア、東側がイラン(ペルシャ)の影響が強い東グルジアに分けられます。西グルジアでは、とうもろこしのパンや、羊や牛肉よりも鶏肉や七面鳥の肉が好まれ、東グルジアでは小麦粉のパンと、羊肉や牛肉が好まれます。

←ゴヴルマ(羊肉の煮込み)アゼルバイジャン民族はイランなどにもまたがって住んでおり、その料理は、中央アジアのイランとトルコの影響を受けています。 料理の味付けは、トルコよりも、紀元前からこの地を支 配していたペルシャ(イラン)料理の影響が今も根強く残っており、アルメニアと同様、ざくろや干しぶどうといった果物で味付けすることも多いようです。

特徴として、中央アジアの食文化であり羊を中心とした肉料理があり、ヨーグルトやナッツ類を料理に使うこと、黒海、地中海などの海産物を利用すること、オリーブオイルを使用すること、アラビア周辺からひろがった小麦粉とアジアのの主食である米の両方を使うなど、東西の食文化を融合させた多彩な素材、味、調理法を持つことが挙げられる。

特徴として、ゴマ、レモン、オリーブオイル、ハーブ類、ヨーグルトを使った料理が多く見られる。シナモンやオールスパイスが好んで使用され、香辛料の使用量多くはない。シリア料理とは酷似しており、隣国の料理(イスラエル料理、パレスチナ料理、ヨルダン料理)ともファラフェルやフムスなど共通した料理が多くある

中東料理の代表といえばレバノン料理ですが、シリアもレバノンと同じ国だっただけに、同じ流れを汲んでいます。典型的な食材は、ライ麦パンやお米、肉、野菜、豆に、ブルガーという挽き割り小麦。中でもブルガー小麦は、キベという、ブルガー小麦とラムのひき肉を混ぜて油で揚げた料理などに使います。

酪農・畜産も盛んで、調理用の油にバターを多用するほか(99%がバター使用だという)、チーズやヨーグルトがよく食べられており、長年、それぞれの家庭で作られてきた。肉、果物、野菜、チーズと、新鮮でバラエティな食材を使い、手間ひまをかけた料理がアルメニア料理の身上である。

サルタという、肉や野菜をクミンシードやターメリック、フェネグリークなどで味付けして石鍋で煮た料理が、サヌアの代表的な郷土料理です。イエメン料理の特徴はアラブらしさに加えて、古くから交流があった、対岸のアフリカ大陸にあるエチオピアやソマリア、ジプチと影響され合っていることです。

先の移民料理のほか、土着の料理としてイエメン料理も。25世紀も前にこの地を追われ、アラビア半島の南東の一角に暮らしていたものの、イスラエル独立ともに帰ってきた人々。 また彼らは、ヒルベというトマトピューレとフェネグリーク、にんにく、黒コショウ、唐辛子などを混ぜた辛い調味料を使います。

ヨルダンの国民食といわれるほどポピュラーなのは、古いベドウィン料理の流れを汲むといわれるマンサフ(Mansaf またはMensaf)。ご飯の上に、ヨーグルトソースで煮たラムを乗せて食べる料理ですまた、野菜とともにラム肉を串刺ししたシシカバブや、野菜とお米の炊き込みご飯のマクルバという料理も食べられています。

現地では、ピラフのようなカプサきゅうりを使ったサラダなどがポピュラー。また、ひき肉やタマネギとヨーグルトを使ったスパゲッティセンヤット・マカロナ・ベルラバンなどという珍しい料理もあります。サウジアラビア料理には、" バハラット" というサウジ特有のミックス・スパイスを香辛料としても多く使われます。

インド、アフリカの影響を強く受けているのは、スパイスを多用するところや、アラビア語源でないところから推測できる。 ヤギ肉、サメの肉を食べる。 インドのビリヤ二。 スワヒリ料理のウガリなどを食べる。2000 年に及ぶインド洋交易が偲ばれる。

伝統的な食べ物は、魚と肉とお米、そしてデーツ(ナツメヤシの実)で、魚や肉と一緒に供されるマクブース(Machbous)と呼ばれるスパイシーな味付けの炊き込みご飯がポピュラー。 西アジア諸国にあるファラフェ)やドネルケバブなどが食べられています。

伝統料理の一つ、マンサフという仔羊の丸焼きにスパイスで味付けしたごはんを添えた料理。 海岸地帯ではシーフードもよく食べられ、スパイスの味付けごはんとともに調理されます。

カタールの伝統的な料理は、他のアラビア半島の諸国と同じように、遊牧民の食べ物。それにレバノンなどのアラブ料理がプラスされています。 羊(ラム)や時にはラクダ、お米、なつめやしの実、ヨーグルト、また海に面しているためロブスターやカニ、海老を食材に使います。